スコッティの深み

こんばんは。

今日は、色彩の授業で先生が言っていた

「松永真さん」というグラフィックデザイナーさんについて

調べていきたいと思います。


なぜ、松永真さんのお話になったかというと・・・


デザインプロセスの話をしているときに

クライアントの要望に応えてデザインする

というワードが出てきました。

(とっても重要なことですよね!!)


ですがその中でも例外であった出来事として

松永真さんの名前が上がったのです。

ティッシュペーパーで有名なスコッティをご存知でしょうか?

誰もが見たことのあるティッシュですよね・・・

累計売上数27億箱である・・・超ロングヒット商品!!

そうそう!うちでも無くてはならない存在で✨

ああ・・・話が逸れてしまいましたね・・・。


こちらのデザインは松永真さんが考えたものなのです!

なんと、ティッシュペーパーのために世界各国からおよそ20人もの

デザイナーを集めて国際コンペを開いたそうです。

え?ティッシュのために?!って思いましたよね・・・。

たかがティッシュ・・・されどティッシュ!!!


さて、そこでデザインの前提条件としてあげられていたのは

花柄であること
与えられたロゴを使うこと      

          だったそうです。


普通なら、花柄かあ・・・どういうお花を入れようかなとか

考えちゃいますよね・・・

ですが松永さんは違いました。


松永さんの思うティッシュペーパーのイメージは

【部屋の片隅に置けるシンプルな白い箱】でした。(花柄なんて邪魔でしかない)


しかし・・・ただの白い箱じゃコンペで優勝することは

不可能と考えた松永さんは

白地にストライプのデザインを取り入れたのです。

ストライプは誰のものでもないけど
誰のものでもあるニュートラルなもの


(ロゴは「滑らかさ」「柔らかさ」などを考えて

     半年以上かけて考えたそうです・・・)

そして見事優勝・・・。


・・・カッコよすぎる。

若さゆえに世界のデザイナーとまともに戦っても勝てない、

と本人は当時考えたそうですが・・・

そこで自分のデザインを貫いて戦うなんて・・・

私は考えられないなと思いました。本当カッコよすぎます。


私は、クライアントの指示に忠実に従うことこそが大切!と

思っていましたが・・・松永さんのように自分のデザイン(意思)を貫く!

というのも1つのやり方なんだな。と気づかされました。

いつか自分にもできるようになるだろうかー・・・



さて、鼻でもかんで課題をやろうっ!

Atsuko's Ownd

designerのたまごとして 無知すぎる私の勉強ブログ🐣

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